多汗症・わきが

多汗症・わきが 気になる汗の量やニオイのお悩みからスッキリ解消

夏の暑い時期や運動時、電車の中など、まわりの視線が気になってしまう多汗症やワキガ。ザ・クリニック名古屋では「医療用マイクロウェーブ選択的汗腺(皮脂腺)破壊装置<ミラドライ>」・「多汗症&わきが治療専用フラクショナルRFシステム装置<ビューホット>」による専門治療を行っております。皮膚を切ることなく、治療にかかる所要時間は約30~60分。メスを使う外科手術と同じくらいの高い効果が期待できますので、治療を諦めていた方にもぜひご検討いただきたい医療機器です。
1回の治療でも半永久的な効果を生み出し、9割以上の方が「満足している」というデータも。治療後はすぐに日常生活を送ることができ、気になる汗の量やニオイのお悩みからスッキリ解消されます。症状が軽度の方や治療を試してみたい方にはボトックス注射もございます。汗やニオイの感じ方には個人差がありますので、専門医による検査がお悩み解消への第一歩。他クリニックの治療で満足のいく結果が得られなかった方、周りにバレずに治療したい方もぜひ一度お気軽にご相談ください。

ザ・クリニック名古屋の多汗症・わきが治療プラン

医療機関だからこそできる専門治療

ザ・クリニック名古屋では多汗症やわきがの治療方法として、「ミラドライ」・「ビューホット」・「ボトックス注射」を行っております。「ミラドライ」と「ビューホット」は、電磁波(マイクロウェーブ)や高周波(フラクショナルRF)を使っており、痛みの少ない治療です。皮膚を切らずに汗腺や皮脂腺にダメージを与え、多汗症やわきがの原因となる部分へアプローチ。塩化アルミニウム外用薬や塗り薬による治療は継続期間が必要ですが、ミラドライやビューホットなら1回の治療で効果を発揮します。体への負担やダウンタイムのリスクも少なく済み、汗やニオイのお悩みを解消へと導きます。

ミラドライ

世界初!マイクロウェーブ(電磁波)照射による最先端の多汗症・わきが治療

5.8GHz(ギガヘルツ)のマイクロ波(電磁波)を使ったミラドライは、皮膚を切開せずに多汗症やワキガ治療を成功させた世界で初めての機器です。電子レンジで使われている電磁波は、水分に吸収されて熱を発生させる特徴があります。電磁波を照射することで、水分を多く含む汗腺や皮脂腺に熱エネルギーを発生させ、発汗機能の消失を図ります。冷却システムを付属したハンドピースで痛みも少なく、皮膚を傷つけずに高い治療効果を発揮するマシンです。

  • 両わき(モニタープラン)
    136,000円(税込149,600円)
  • 両わき(通常プラン)
    200,000円(税込220,000円)
  • 両わき(保証プラン)
    300,000円(税込330,000円)

ビューホット

フラクショナルRF(高周波)を用いた次世代の多汗症・わきが治療

フラクショナルRF(高周波)を使用しているビューホットは、極細のニードル(針)から熱エネルギーを照射します。縦ではなく横方向に熱を広げる新技術で、汗腺を凝固し破壊します。皮膚と接するハンドピースにはクーリングプレートがついており、表皮へのダメージを軽減。アプローチする汗腺や皮脂腺以外の組織を守り、メスを使わないため傷跡の心配もありません。当院での症例数は1,100例を超えており、医学術的データから安全性の高さや改善効果についても立証済みの治療です。

  • 両わき(1回) 300,000円(税込330,000円)
  • 鼻下(1回) 100,000円(税込110,000円)
  • おでこ(1回) 250,000円(税込 275,000円)
  • 頭部(1回) 300,000円(税込 330,000円)
  • 手のひら(1回) 350,000円(税込385,000円)
  • 外陰部(1回) 350,000円(税込385,000円)
  • 足の裏(1回) 350,000円(税込 385,000円)

ボトックス注射

しわやたるみ治療に使われているボトックス注射は、筋肉や細胞の働きを弱める特徴があります。ボツリヌス菌によって作られるたんぱく質の製剤をワキに直接注射し、汗の分泌をコントロールしている神経に作用させ、エクリン汗腺の働きを弱めます。メスで皮膚を切開する必要もなく、治療に必要な時間はわずか5分程度。持続効果は4~6ヶ月となっており、定期的に注射することで長期的な改善効果も見込めます。短時間で費用も少なく済むため、軽症の方や多汗症治療を手軽に試してみたい方に人気です。

  • わき 5単位 8,000円(税込 8,800円)~
  • 手のひら 5単位 8,000円(税込 8,800円)~
  • 足の裏 5単位 8,000円(税込 8,800円)~

当院の多汗症・わきが治療の特徴

多汗症・わきが治療の専門医!ミラドライ公式認定クリニック

ザ・クリニック名古屋で採用している「ミラドライ」と「ビューホット」は、日本の厚生労働省および韓国FDA(食品医薬品局)から認可を得ている医療機器です。安全性や効果の高さが認められており、医師や看護師の有資格者が在籍する皮膚科・美容外科・美容皮膚科などで使用されています。当クリニックは「ミラドライ認定医プログラム」を修了しており、症例数は500例以上。これまでの治療実績と効果の高さによって「ミラドライ公式認定クリニック」に定められています。

POINT1痛みや傷跡への不安は最小限に

汗腺を除去する外科手術は、痛みや腫れ・傷跡などのリスクが大きく、治療を躊躇してしまう方もいました。「ミラドライ」や「ビューホット」はメスを使わない治療であり、ダウンタイムや傷跡が残る心配もありません。痛みが心配な方には局所麻酔や麻酔クリームなどで対応し、施術時間は30~60分。手術よりも短時間で済むこともメリットです。ワキ以外の部位(手のひら・足の裏・額・頭部など)にも照射可能ですので、まわりに気づかれずにわきがや多汗症を根本的に治療したい方はぜひご検討ください。

POINT2追加料金なし!多汗症治療でのボトックス注射は保険適用の場合も

当クリニックの多汗症・わきが治療は、医療機器である「ミラドライ」と「ビューホット」を用いて、医師と看護師のもとで治療を進めます。診察、投薬、点滴、麻酔など必要な医療行為にかかる費用すべてを含む料金となっており、追加料金はございません。照射後、万が一痛みや腫れが起きた場合も、再診料無料で診察いたします。多汗症・わきが治療は保険適用外の自由診療にあたりますが、社会的・日常的に支障が出ているというような重症の場合は、医師の判断により健康保険適用となることもあります。治療開始前のカウンセリング代も無料ですので、多汗症やわきがでお悩みの方は一度ご相談ください。

ザ・クリニック名古屋の多汗症・わきが治療機器

メスを使う手術では、術後の違和感やミミズ腫れのような傷跡、黒ずみなどの不安がありました。当クリニックでは皮膚を切ることのないストレスフリーな治療を目指し、高い治療効果と安全性を追求します。入院不要で、治療後に包帯やガーゼを当てる必要もありません。多汗症やわきがを改善し、夏のノースリーブや水着の着用も思いきり楽しめる体を手に入れましょう。

ミラドライ

  • わきの下に適切な強さの出力でマイクロウェーブ(電磁波)を照射します。汗やニオイの原因となるエクリン腺・アポクリン腺が集中している層をターゲットとしています。

  • 患者さまのお肌に合わせ、熱エネルギーの深さと幅を自動的に調整します。水分を吸収しやすい性質を活かし、汗腺周辺で熱エネルギーが発生。熱により汗腺が破壊され、発汗機能が失われます。

  • 照射するハンドピースにはクーリング機能が備わっており、皮膚表面の冷却を行います。ターゲットとなる層に熱エネルギーを集中させ、周辺組織への影響を少なくしてお肌を保護しながら治療します。

ビューホット

  • 専用の極細ニードルからフラクショナルRF(高周波)を照射します。エクリン腺・アポクリン腺に届くよう、皮膚表面から約1.5~2.0mmのところから治療を開始。患者さまのお肌に合わせて出力レベルを適切に調整します。

  • フラクショナルRF(高周波)は最高78℃まで出力可能。熱の力により、汗腺のみを破壊して発汗作用を消失させます。

  • 極細ニードルは0.5mm間隔で深さを変えることができ、深さとエリアを変えてまんべんなく照射します。照射前に行うマーキングに沿って、対象となる治療範囲への照射を丁寧に行っていきます。

  • 汗腺への照射後は、熱がこもることもなく、副作用もありません。毛が生えている部位でも脱毛作用への影響はなく、汗腺のみへのアプローチとなります。

多汗症・わきがの原因

多汗症とは?

多汗症は、体温調節による発汗作用の枠を超え、必要以上に汗をかいてしまう症状です。わきの下や額、手のひら、足の裏など、体の一部から異常な発汗がある場合は「局所性多汗症」と呼ばれます。どの部位から発汗するかは個人差があり、「全身性多汗症」の場合は代謝異常や他の疾患との合併によって起こることもあります。汗には種類があり、暑さを感じたときに出る汗は「温熱性発汗」といいます。緊張すると手に汗をじんわりにじんだり、危険を感じて額から汗が出たりというような場合は「精神性発汗」と呼ばれます。書類やレシートなどを手渡しする場面では、「相手に不快な思いをさせていないだろうか」と不安に思ってしまうことも。必要以上の発汗によって日々の日常生活(QOL)に支障が出ているのであれば「多汗症」である可能性が高く、保険が適用される治療を行うこともあります。

汗が出る仕組み

汗を出す器官の「汗腺」には、「エクリン腺」と「アポクリン腺」があります。体のどの部位にもまんべんなく分布しているエクリン腺は、体温を一定に維持するための発汗機能をもち、ニオイも味もないさらさらとした汗を出します。アポクリン腺はわきの下に多く分布しており、不要となった脂質やタンパク質などの物質を含んだ汗が出ます。毛の細胞とつながっていない独立した組織であるエクリン腺と違い、毛の毛根とつながったところにあることが特徴です。白濁した粘り気のある汗にはニオイの原因となる物質も含まれており、アポクリン腺からの汗がワキガの症状に影響を与えているのです。

汗とわきがの関係

わきの下に多いアポクリン腺は、乳輪やへそ周り、外耳道などにも存在します。アポクリン腺から出る脂質やタンパク質を含んだ汗は、皮膚の外へと出るときに表皮にある菌(常在菌)と混ざり合ってしまいます。菌の働きによって脂質やタンパク質がニオイを持つ低級脂肪酸やアンモニアに分解され、その結果発生するニオイが「ワキガ」と言われます。アポクリン腺・エクリン腺・皮脂腺と3つの分泌腺が集中しているわきの下は、汗も菌も溜まりやすい部位であり、汗をかく量が多いとニオイが強くなる傾向も。多汗症の方がワキガに悩む場合も多く、汗を抑えることがワキガの軽減にもつながります。

わきからは蛍光物質や鉄分、色素を含む汗も分泌するため、わきが症状の強い方はシャツに黄色い汗ジミができることがあります。汗が染みた洋服や黄ばんだシャツは周囲からの視線も気になり、精神的な苦痛が伴います。アポクリン腺が存在する外耳道との関係で、耳あかが湿りがちな方は極めて高率(90%以上)でわきがの症状が出るとも言われています。日本人の10~15%はわきが体質と言われており、最近は食生活の欧米化に伴い、わきがの症例は女性も男性も増加傾向に。汗のケアに加え、脂っこい食べ物を控えるなど生活習慣の見直しも大切です。

わきが臭レベルと治療法の選択

わきが臭 治療法
レベル1 なし 経過観察、もしくは多汗のある場合はミラドライ リバース、ボトックス注射
レベル2 ごくわずか ミラドライ リバース、ボトックス注射、医療レーザー脱毛
レベル3 軽度 ミラドライ リバース、ビューホット
レベル4 中等度 ミラドライ リバース、ビューホット
レベル5 重度 ミラドライ リバース、ビューホット

多汗症・わきが治療の流れ

1. ご予約

当院はご予約優先となっております。お気軽にお電話・メール・LINEにてお問い合せください。無料メール相談も行っております。

2. 受付・カウンセリング・診察

  • 院長による問診を行い、多汗症やわきがのお悩み・わき下の状態・自己制汗方法、体調などを確認します。ケロイド体質および妊娠中の方は治療適用外となりますのでご了承ください。
  • 「ヨードテスト」を行い、多汗症やわきがの症状を確認します。黒い反応を示した箇所で発汗が起こっています。

  • 「ミラドライ」や「ビューホット」使用に関する説明、料金の確認、支払い方法のご案内などを行います。ご希望の治療や不安な点はお気軽にお申し出ください。
  • 治療方針や内容にご納得いただいた時点から治療開始となります。それまでのカウンセリング・診察は無料ですのでご安心ください。

3. 施術・治療

  • カウンセリング・診察・施術はすべて完全個室にて行います。

ミラドライおよびビューホットの治療について

  • 1.わきや手のひら、足の裏など治療部位を確認します。専用スケールで汗腺や皮脂腺の分布を計測し、マーキングをして照射範囲を決めます。
  • 2.局所麻酔を行います。痛みが心配な方には事前に麻酔テープ・クリームも併用できます。

  • 3.ミラドライおよびビューホットの照射設定を決めます。患者さまお一人おひとりのお肌の状態に合わせた適切な設定が必要となります。

  • 4.マーキングした箇所を確かめながら照射を行います。ミラドライの場合は1照射30~40秒、ビューホットは1照射(1マス)約3秒の照射を繰り返します。
  • 5.治療箇所全体への照射が終わったら、お肌を保護するために冷却処置を行います。照射の熱を鎮静化し、皮膚の炎症や腫れを防ぎます。
  • 6.施術後、皮膚の状態を確認し、問題なければすぐにお帰りいただけます。

4. メイク・次回予約

  • 治療後に日常生活における注意事項をお渡ししますので、医師や看護師の指示に従うようにしてください。
  • 過去の症例データによると、1回の施術で約9割近い方が「汗やニオイの改善に満足している」と答えています。少ない施術回数で半永久的に効果が持続します。
  • 稀に、破壊された汗腺が再生されることもあります。気になる方は年1回程度の受診をおすすめします。
  • ボトックス注射を複数回行う場合は、次回の注射のタイミングをお伝えします。
  • お支払いは現金払い(持参・振込)や各種クレジットカードのほか、提携医療ローン払いも可能です。分割払いも可能ですので、費用について不安のある方はスタッフにご相談ください。

多汗症・わきが治療の注意点

ミラドライ リバースおよびビューホットに関して

  • わきの場合は事前にわき毛を剃ってから来院していただきます。治療当日は制汗剤を使わないようお願いいたします。
  • 治療当日はシャワーのみ可能です。照射部位をゴシゴシこすったり温泉につかったりなど皮膚の負担になる行為は控えてください。
  • 照射部位への負担を避けるため、治療後3日間は入浴やサウナ、飲酒を控えるようにしてください。
  • 照射後1週間程度は、汗をかくほどの激しい運動や重労働は控えてください。

ボトックス注射に関して

  • 両わき約5分で治療は終了です。痛みや腫れも少なく、入浴や運動などの制限もございません。
  • 妊娠中や妊娠の可能性がある方への施術はできません。また、ボトックスを注射した後は、2~3カ月ほど避妊対策を行うようにしてください。

副作用について

ミラドライ リバースについて

わきへの照射後、皮膚が硬くなったりこわばったりすることがあります。1~2週間程度で治まりますが、気になる方は当院へご連絡ください。

ビューホットについて

照射部位には極細の針が挿入されるので、治療後にかさぶたができることもあります。時間の経過とともに自然と剥がれ落ちていきます。

ミラドライ リバース・ビューホット・ボトックス共通

痛みや軽い炎症がある場合はアイスパックや氷のうなどで冷却措置を行います。その他気になることがございましたら遠慮なくお申し出ください。

「多汗症」と「汗っかき」との違い

「汗っかきで暑いとすぐ汗が出ます。多汗症でしょうか?」と悩む方も多くご来院いただきます。医学的な面からみると、「汗っかき」と「多汗症」は全く別のものであり、詳しい検査や医師による診断が必要です。単なる汗っかきと異なる点として、多汗症は幼児期(4~5歳頃)に症状が現れる傾向があります。小学校~高校・大学と思春期に汗で悩む方が多く、手のひらから出る大量の汗によってノートやプリントが破れてしまうことも。わき汗用のパットが必要だったりハンドタオルが手放せなかったりとストレスを抱えてしまい、人間関係の悩みや劣等感につながる可能性も否めません。汗の悩みはデリケートなことでもあり、相談できる相手やかかりつけ医がいると安心です。

多汗症は手のひらやわきの下など、発汗する部位において左右対称に症状が現れることも特徴の一つです。「右側だけ汗が出る」と片側に一時的な発汗作用が顕著にみられる場合、交感神経が原因と考えられるものの、多汗症とは別の疾患によるケースがほとんどです。多汗症の方は季節に関係なく手に汗がにじんでしまいます。夏場の暑さや運動時以外にも手汗やわき汗が気になる方は、検査を受けてみることをお勧めします。

緊張したときに出る冷や汗や手ににじむ精神性発汗は、交感神経の活動によるものです。交感神経は自律神経の一種であり、緊張やストレスを強く感じたときに敏感に反応します。誰でもなりうる症状ではあるものの、「ハンカチで何度ふいても汗が出てくる」「床にしたたり落ちるほどの汗の量がある」といった異常発汗が認められる場合は、多汗症の疑いがあります。また、甲状腺機能亢進症など他の病気が原因となっていることもあります。「たかが汗」と思うかもしれませんが、自分一人で判断せず、医学的な診断基準に基づき、正しい治療を受けましょう。